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よくある質問 FAQ

  • Q

    塗り替え時期の判断基準は何ですか?

    A

    外壁は年月を経ると、汚れ・変色・藻・カビ・ひび割れなど見苦しくなってくるため、汚れてしまったというのも塗り替え時期の1つの判断基準です。
    もう1つは、劣化によって塗膜が建物を保護する機能の低下です。そこで一番簡単にできる診断方法をお教えします。診断したい箇所を手でこすると手に白いチョークの粉のような物が付着する場合があります。この現象をチョーキングといい、塗膜が劣化し建物を保護する効果がなくなっている場合に起こります。チョーキングは、塗り替えの時期が来たことを知らせる塗膜のサインです。

  • Q

    塗り替えに適した時季はいつですか?

    A

    一般的には、気温15~30℃、湿度75%以下が最も良い条件とされています。また、大多数の塗料のカタログにも「気温5℃以下」「湿度80%以上」の場合には塗装を避けるようにと書いてあります。このことからみても塗装に適した時季は、春(3~5月)か秋(9~11月)といえるでしょう。

  • Q

    理想的な塗り替え周期について教えてください。

    A

    外壁は8~10年、鉄部・木部は3~5年が、理想的な塗り替え周期といわれてます。ただし、日当たりや風通しなど建物の立地条件によって前後しますから、何年周期とははっきりお答えできません。
    建物外部の建材は、塗膜によって色彩を与えられると同時に保護されています。しかし塗膜にも寿命があり、永久的なものではありません。傷みがひどくなってからでは塗装だけでなく修繕が必要となり工事費用もアップするため、費用面でも安全面でも早めの定期的なお手入れがおすすめです。

  • Q

    住宅の屋根(カラーベスト)の塗り替えタイミングはいつですか?

    A

    カラーベスト(=コロニアル)にはさまざまな種類があるため一概には言えませんが、「色の変色→北面にコケが生える→全面にコケが生える」という順番で劣化していきます。素材には吸水性があるため、製造時の塗装が序々に落ちてくると雨水や冬期の夜露が沁み込むようになりコケが生えやすくなるのです。築後に塗り替えをしなくても15年以上の耐久性があるようですから、選択肢としては「耐用年数が過ぎたら葺き替える」「新築後8~10年ごとに塗り替える」のどちらかがあります。

  • Q

    上塗り塗料にはいろいろな物があるようですが、簡単な見分け方を教えてください。

    A

    【アクリル樹脂塗料】
    安価で幅広く使用されていますが、外部用としては耐久性に欠けます。

    【ウレタン樹脂塗料】
    バランスの取れた性能でアクリル樹脂より耐久性が高いです。

    【シリコン樹脂塗料】
    耐候性・耐熱性に優れ、ウレタン樹脂よりも耐久性が優れています。

    【ふっ素樹脂塗料】
    高耐久性を期待できる塗料ですが、その分高価です。

  • Q

    セラミックシリコン樹脂塗料ってどんな材料ですか?

    A

    セラミックは分子構造に有機炭素を含まない無機質で、耐熱性・耐候性など非常に優れた特徴を持っています。しかしセラミック材料は塗料に適さないため、セラミックだけを使った建築用塗料は存在しません。一般には、セラミック材料は石材調(セラミック調)塗料の顔料として使用されています。そこでシリコン樹脂などと科学結合(変性)させたことで擬似的に塗料化に成功した物をセラミック変性シリコン樹脂系塗料といいます。

  • Q

    住宅の塗り替え工事の工期は何日くらいでしょうか?

    A

    建物の大きさや天候などにより誤差はありますが、7~10日くらいです。

    【工事の流れ】
    ご近隣へのあいさつ→足場架け、シート張り→高圧洗浄→サッシュ、植木等養生→クラック補修→外壁2~3回塗り→木部2~3回塗り→「鉄部2~3回塗り→養生撤去、手直し→足場解体→清掃、後片づけ→引き渡し

  • Q

    光触媒塗料にはどのような効果がありますか?

    A

    超親水性塗料ですので水を弾くのではなく、馴染ませて汚れを浮かせます。そのため、雨が降るだけで付着した汚れをキレイに流す効果があります。
    また、太陽の光によって親水性の働きが生まれるため、光触媒塗料は太陽の紫外線と雨水にさらされて汚れを付きにくく、付いてしまった汚れも天然の力でキレイにできる優れた塗料です。

  • Q

    あまり光が当たらない北側でも光触媒の効果はありますか?

    A

    日光が直接当たる部分より効果は劣りますが、日陰でも紫外線は届いているため効果はあります。

  • Q

    光触媒ってどんな光でも効果があるのですか?

    A

    380mmという光の波長(紫外線)に一番反応します。また、室内の蛍光灯をつけた状態の床面周辺の明るさでも効果を発揮します。

  • Q

    光触媒機能は半永久的に持続効果があるというのは本当ですか?

    A

    二酸化チタンという触媒が光のエネルギーにより活性酸素を発生させますが、二酸化チタンそのものは変化することがありません。そのため塗膜が活膜として残っている間は、光がある以上いつまでも光触媒効果を持続させることができます。

  • Q

    光触媒塗料を塗布してからすぐに効果が出るのですか?

    A

    塗料が完全に乾燥してから1~2日後くらいから効果が出始めます。

  • Q

    室内での光触媒塗料の具体的な効果を教えてください。

    A

    タバコの匂いなどの気になる生活臭の除去、水回りの汚れ抑制、カビ発育の阻害、揮発性成分の除去(シックハウス症候群)などに機能を発揮します。

  • Q

    塗料は厚く塗るほどいいのですか?

    A

    1回に塗る量や厚さは、塗料の種類によって決められています。
    厚く塗ると、塗料の垂れやツヤむらの発生、乾燥不良などの原因になり塗膜性能の低下につながります。

  • Q

    水性型塗料は溶剤型塗料と比べて性能はどうでしょうか?

    A

    塗ったあとに乾燥し、塗膜が形成されていれば溶剤と変わらない耐久性を発揮します。最近では人体や環境に優しいといった理由で、内部はもちろん外壁などでもほとんど水性塗料が使われています。

  • Q

    壁面にカビや藻が発生します。発生しにくい塗料はありますか?

    A

    各塗料メーカーから防カビ、防藻効果のある塗料が開発されています。そのまま放置するとカビは広がっていき、健康上も好ましくありません。早めの塗り替えをおすすめします。